松竹大歌舞伎秋田公演

秋田県民会館で松竹大歌舞伎が公演された。秋田では、小坂町の康楽館で3日連続公演したあとで、4日目の公演が秋田市での公演となった。小坂では、毎年歌舞伎公演が行われているが、秋田市内で歌舞伎が見られるのは珍しい。演目は、「伊賀越道中双六 沼津」と「奴道成寺」。特に、染五郎が初演する奴道成寺が見ものである。

「伊賀越道中双六 沼津」は、十兵衛の吉右衛門と平作の歌六が名演だった。特に平作を初演した歌六の演技が良かった。二人が客席の中を歩く場面も、ボクが座っていた席のすぐ近くを通って行ったので、間近に二人の名優を眺められて大感激。平作が自らの死を賭して、娘の仇の在りかを実の子と知った十兵衛から聞き出すクライマックスの場面は、涙モノだ。
(主な配役)
中村吉右衛門 呉服屋十兵衛
中村芝雀 平作娘お米
中村歌六 雲助平作

「奴道成寺」は、何と言っても狂言師左近の染五郎が、おかめ、お大人、ひょっとこの3つのお面を素早く付け替えて演ずるところが盛り上がるメインの場面。面を落としそうになったりと危なっかしい場面もあったが、そこそこ上手く演じられていたのではないか。道成寺モノはいずれも全編歌と踊りと三味線の世界で、華やかでいい。

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