ゼロの焦点(映画)

今年11本目の映画として「ゼロの焦点」をTOHOシネマズ秋田で見てきた。今年生誕100年を迎えた松本清張を記念して作られたリメイク版だ。広末涼子、中谷美紀、木村多江の主役級女優3人が競演することで話題の映画でもある。昭和30年代前半の金沢が舞台で、暗く陰鬱な時代背景と日本海のどんよりとした冬の風景がマッチしていて、見ていてやりきれなくなってくる。金沢の人々も、地元がこんな描かれ方をされたのでは、あまり面白くないのではないか。3人の女優の中では、中谷美紀が圧倒的な存在感を示している。体に電流が走ったような身震いするほどの怖さと、鋭利な刃物のような美しさはたまらなくいい。

エンドロールで韓国のスタッフが多数表示されていたのを見て、日本だけが舞台の映画なのになぜ、と思ったのだが、後からこの映画のロケ地が韓国だったと知った。韓国では日本統治時代を現すため、映画用に古い日本の街並みを再現させているのだそうだ。日本ではとうの昔になくなってしまった風景が、韓国で再現され、日本の映画のロケ地として活用されている。何とも不思議な気持である。

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