新屋散歩 -造り酒屋が並ぶまち-

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新屋の旧道(北国街道)沿いには、造り酒屋が軒を並べているが、今もなお現役で使用されているのが、国萬歳酒造の建物で、平成17年に国登録有形文化財に指定された。国萬歳酒造は、明治41年の創業で、日露戦争の勝利を祝して「国萬歳」との酒銘が付けられたそうだ。昭和44年に高久酒造と企業合同し、今は秋田酒造として、「秋田晴」や「酔楽天」などの美味しい酒を出している。造り酒屋らしく入口には杉玉やしめ縄が飾られていた。通りのなかでも、一際目立つ美しい建物である。

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国萬歳酒造主屋の庭から奥につながる蔵の数々。いずれも、国登録有形文化財の建物だ。

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黄金井酒造は明治43年創業で、つい最近まで営業していたと思うが、今は廃業し、建物も使われていない。通りに面したとても立派な建物なので、文化財登録するなり、再利用するなりして、是非残してもらいたい建物だ。

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黄金井酒造と軒を並べているのが、「英雄」の醸造元、宝暦4年(1754年)創業の森川酒造店だが、ここも廃業してしまった。黄金井といい、英雄といい、秋田市内の造り酒屋が相次いで廃業していくのは寂しい限りだが、せめて歴史的価値のある建物だけは残しておいてもらいたいものだ。

今回の写真は、16:9のワイドサイズにしてみました。っていうか、LX3のアスペクト比の設定が16:9になっているのを気付かずに撮影してしまっただけなのだが。これは、これで結構いいかも。

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