香川県を歩く4 -直島2-

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地中美術館は、安藤忠雄の建築と、クロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームズ・ダレルの3人の芸術作品が恒久展示されている美術館である。安藤忠雄の建築は、空間の切り取り方が独特で、何の変哲もないコンクリート打ちっ放しの建物ながら、青空とのコントラストが絶妙である。

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李禹煥美術館と同じような通路。空をも意識した設計である。

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ジェームズ・ダレルの「オープン・スカイ」。この部屋も部屋自体が芸術作品だが、今回は、もう一つの作品を展示している部屋に入るため、並んだ場所だった。待たせている間も、このような作品の部屋を使わせているのは賢い工夫だ。地中美術館は、たった3人の作品しか展示していないのだが、それぞれの部屋が鑑賞人数を制限しているため、その都度並ばなければならず、全部見て回るのに1時間以上もかかった。そのほとんどが待ち時間だった。

クロード・モネは、最晩年の睡蓮の絵が贅沢な空間の中に5点展示されている。部屋の空間と絵画が一体のなった作品展示である。昨年、京都の大山崎美術館に行ったときも、同じように地下の展示室にモネの睡蓮が展示されていたが、そこも安藤忠雄の建築であった。建築と絵画が融合し、一体として芸術作品となっている点では、同じような発想なのだろう。

ウォルター・デ・マリアは、階段状の大きな部屋の中に、巨大な球体と27体の金箔を施した木製の彫刻を配し、天井から外の明かりを取り入れている。太陽の移動に伴い、時々刻々と光が変化し、作品の表情も変化するように計算されている。地中美術館の中では、この作品が最も良かった。

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地中美術館から宮浦港まではバスの時間が合わず、歩いて戻った。ちょうど30分ほどだった。天気も良かったし、気持ちのよいウォーキングだった。(続く)

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