乳頭山の花 1
乳頭山は、秋田駒ケ岳山系に属するだけあって、花が豊富である。普通、8月を過ぎると、どんな山でも、花の数や種類は少なくなるものだが、ここはそんなことは関係なくとにかく多くの花に出会える。そこで、今回出会った花の数々を何回かに分けて紹介したい。
始めに黒湯温泉登山口から乳頭山山頂までの登山道に咲いていた花。ネバリノギランという花もあるが、ノギランの方が花の穂数が多く細かい。
低地では、オトギリソウという花があるが、その高地版である。オトギリソウに比べると小柄である。
アザミの種類は多いが、秋田駒ケ岳山系で見られるのは、ウゴアザミとオニアザミの2種類のみ。オニアザミに比べると花穂が上向きで全体に小さい。
白く小さな花を頭頂につける花は沢山あって、見分けるのが難しい。よく似た花にハクサンボウフウがあるが、このミヤマトウキの方が、全体的に花の固まりが大きく、葉に艶がある。
大柄のアザミ。鳥海山の特有種であるチョウカイアザミに似ている。
低地で見られるウツボグサの高山版である。秋田駒ケ岳山系でも咲く場所は限られており、私は乳頭山山頂付近でしか見たことがない。
峠に生える蕗ということから付けられた名。名のとおり、見晴らしの良い場所によく咲いている。
平地に咲くハハコグサの山地版。
秋田駒ケ岳のガイドブックを見ても、キオンという花は紹介されていない。でも、この花はキオンだと思う。乳頭山には沢山咲いている。
ホソバイワベンケイは雌雄異株の多年草。始めは雄株が大きな固まりを作って目立つが、成熟するにつれ雌株が赤くなって目立つようになる。赤くなっているのは、雌株の子房部分。
始めに黒湯温泉登山口から乳頭山山頂までの登山道に咲いていた花。ネバリノギランという花もあるが、ノギランの方が花の穂数が多く細かい。
低地では、オトギリソウという花があるが、その高地版である。オトギリソウに比べると小柄である。
アザミの種類は多いが、秋田駒ケ岳山系で見られるのは、ウゴアザミとオニアザミの2種類のみ。オニアザミに比べると花穂が上向きで全体に小さい。
白く小さな花を頭頂につける花は沢山あって、見分けるのが難しい。よく似た花にハクサンボウフウがあるが、このミヤマトウキの方が、全体的に花の固まりが大きく、葉に艶がある。
大柄のアザミ。鳥海山の特有種であるチョウカイアザミに似ている。
低地で見られるウツボグサの高山版である。秋田駒ケ岳山系でも咲く場所は限られており、私は乳頭山山頂付近でしか見たことがない。
峠に生える蕗ということから付けられた名。名のとおり、見晴らしの良い場所によく咲いている。
平地に咲くハハコグサの山地版。
秋田駒ケ岳のガイドブックを見ても、キオンという花は紹介されていない。でも、この花はキオンだと思う。乳頭山には沢山咲いている。
ホソバイワベンケイは雌雄異株の多年草。始めは雄株が大きな固まりを作って目立つが、成熟するにつれ雌株が赤くなって目立つようになる。赤くなっているのは、雌株の子房部分。
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