第8回増田蔵の日1

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横手市増田の内蔵は、ボクのお薦めスポットである。家の中に隠れている内蔵だから、普段はあまり目にする機会がない。その内蔵を一斉に公開するイベントが、毎年10月に開催されている。「増田蔵の日」である。今年で8回目を迎えるのだが、ボクは第1回が開かれた年から毎年見学している。残念ながら、去年、一昨年と見ることが出来なかったが、それでも今回が6回目の参加。自分でも驚くほどのはまりようである。

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増田の内蔵が広く知られるようになってから、年々参加者が増えているのだが、今年は特にその数が多かった。それもそのはず、今年は国の文化財保護審議会から、重要伝統的建造物群保存地区、いわゆる「重伝建」の選定に答申され、注目度が飛躍的にアップしたからだ。誰だって、注目されているものは見たい。それがヒトの心理というものだ。

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国登録有形文化財の東海林重太郎家(興文館東海林書店)の内蔵。戦国時代の増田城主・土肥家の家老を務めた旧家である。明治18年に書店を開業。多くの教科書類を発行し、現在も続く書店である。秋田藩主佐竹氏がお宿となったことが記される木札(宿札又は関札)が県内で唯一つ残されている。

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旧石平金物店の内蔵。現在は、伝統的建造物の公開をはじめとする増田町の観光案内所兼物産販売所「蔵の駅」として運営されているので、常時見学できる場所となっている。水屋部分が解体され、ベンチや自動販売機などが置かれている。蔵見学の休憩スポットとして、欠かせない場所だ。

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山吉肥料店の内蔵。昭和初期に建てられた増田の内蔵の中でも、もっとも新しい内蔵である。そのため、増田の内蔵の技術の粋を集めたような、とても豪勢な造りとなっていて、黒漆喰の蛇腹も五段と増田の蔵の中では、日の丸醸造の文庫蔵と並んで数が多い。この蔵の内部は非公開で、代々葬儀と婚儀でしか使われなかったそうである。現在は3代目当主だが、その当主の結婚式もこの中で行われたそうだ。次にここが使われるのは、自分の葬儀になるだろうと淡々と話されていたのは、印象的だった。

撮影:平成25年10月27日(日)

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