矢島ひなめぐり1

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館町通りに面した山田家の雛人形。ここは、矢島駅売店の看板娘、松子さんに紹介されたところで、有料展示場には入っていないが、ここだけは絶対にはずせないお薦めの雛人形だという話だった。

この山田家、玄関前にのぼりは立っているものの、至って普通の民家で、紹介されていなければ、入っていくのがためらわれるような雰囲気だった。案内係りを務めてくれた矢島中学校の女子生徒も見るのは初めてとのこと。しかし、入ってみてビックリ。普通の家のなかに、こんなに見事な雛人形が飾ってあるとは。

内裏雛は、享保雛と古今雛の二対の雛人形。山田家は4代続いた指物師の家柄で、昭和の始めごろ家人の初節句に古今雛を購入し、その後3代・4代目が買い集めたものだそうだ。

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矢島駅近くにある天寿酒造の雛人形。雛人形もいいが、後ろに飾ってある屏風の書が見事である。この日、由利高原鉄道のツアーも組まれていたようで、団体客も一緒だった。私たちは雛人形だけ見て、他の家に移動したが、団体客はそのまま酒蔵の方に移っていった。きっと新酒の試飲もしたんだろうな。

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田中町の武田家の雛人形。右側に飾ってあるのが、小さな雛人形の芥子雛(けしびな)。製作年代は古いものと推察されるが、非常に保存状態がよく、芥子雛の特長とされる装束の艶やかさがよくわかる。とくに、男雛の紫色の衣装がとても新鮮である。後ろに飾っている金屏風も古いが、とても立派である。武田家は、酒造業を営んでいた家柄で、大正時代には3千石の仕込みをしていたそうだが、今は廃業している。

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同じく武田家。丸い額に飾られているのは、次郎左右衛門雛。左側の掛け軸に描かれているのは、昭和天皇の皇后、良子(ながこ)女王の描いた雛。次郎左右衛門雛は、宝暦年間、京の人形師、菱谷次郎左衛門によって作られた人形で、公家や大名などの上流階級にもてはやされたそうだ。

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出羽の富士の佐藤酒造の雛人形。ここの雛人形は享保雛。一際、顔の白さと輝きが違うように感じる。

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同じく、佐藤酒造店に飾られていた振袖の着物。

撮影:平成26年3月16日(日)

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