能登山の椿 -椿自生北限地帯-

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男鹿半島の椿漁港に、能登山という全山がヤブツバキに覆われた小丘がある。本来、ヤブツバキは暖地に自生する植物で、このようにまとまって自生している場所としては日本海側の北限にあたることから、青森県の夏泊半島とともに国の天然記念物に指定されている。平成6年から7年の調査では、総個体数が573本で、昭和57年調査時の492本よりも増えている。

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椿集落には、北前船に乗って働きにきた能登国の若者と、男鹿の娘の悲恋物語が言い伝えられている。2年経ったら必ず戻ると約束して能登に帰った若者は、2年を過ぎても戻らず、娘は若者の船が難破したと思い込み、能登山から海に身を投げた。その直後、男鹿に着いた若者は娘の死を知り、土産に持ってきたツバキの実を能登山に埋めて、娘の供養をした。やがてその実が芽を出し、全山に広がったという。

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撮影:平成27年3月21日(土)

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