チュニジア大変

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チュニジアが大変なことになっている。23年間独裁政権を保っていたベンアリ政権が崩壊し、大統領は国外に脱出したとか。チュニジアは、7年前、私が人生で最初に訪れた外国である。日韓ワールドカップでは、チュニジアと日本が同じ一次リーグに属し、日本がチュニジアを破って決勝リーグに進んだこともあって、こちらが日本人と見ると「ナカタ、ナカタ」と、日本チームで活躍したサッカー選手の名前を連呼されたものだった。

当時、チュニジアでは、公共の施設はもちろんのこと、レストランやホテル、ショッピングセンターなど公衆が立ち入る場所には、必ずといっていいほど、ベンアリ大統領の顔写真が飾られていた。一般人が政府の批判をするなどもってのほかで、自由な学問や表現の自由も制限されているようだった。そんな政権だったからこそ、崩壊するのは時間の問題だったのかもしれないが、教育費が大学まで無料だったり、レストランでは主食のパンが食べ放題(無料)だったりと、一般大衆にとって住みにくい国ではなかったように思う。

聞くところによると、雇用の悪化や食料費の高騰が原因だったというが、インターネットの普及がそれに火を点けたともいわれている。アラブ諸国には、同じような独裁国家がたくさんあって、周辺国に飛び火するのが恐れられているようだが、これほどまでグローバル化が進展するなかで、独裁国家を保つのは、なかなか難しいことのようである。

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